昔も今も海外で仕事をすることに興味を持つ女性はたくさんいます。しかし、駐在員として海外で仕事をしているのは圧倒的に男性が多いです。私の経験を元に、どのようなタイプの女性が海外で活躍しているのかを3つのタイプに分けて解説。
- 海外で働く女性のタイプは3種類しかない
- 行き当たりばったりタイプ
- 普通の駐在員タイプ
- キャリアウーマンタイプ
- あなたはどのタイプを目指すべきなのか
海外で働く女性のタイプは3種類しかない
海外で働く女性を3つのタイプに分類してみます。分母はおよそ50人です。雇用形態は違いますが、どのタイプも海外で仕事をすることにおいては同じです。
- 行き当たりばったりタイプ・・・30人
- 普通の駐在員タイプ・・・18人
- 欧米系キャリアウーマンタイプ・・・2人
行き当たりばったりタイプ
海外で働くことがメディアで取り上げられるようになり、行き当たりばったりタイプがぐんぐん増加しています。なんとなく海外で仕事することに憧れ、専門性もないまま海外で現地就職してしまうタイプ、留学やワーホリの後、ビザの問題はさておき、将来性の低い仕事を続けているタイプもいます。
仕事に情熱はあまりなく、海外に滞在することが目的です。
将来困るのではないかと周りに心配され、案の定、その通りになってしまうことが多いのですが、極希に、リッチな現地人を捕まえて結婚に持ち込んでいる場合もあります。また、このタイプでも帰国後によい就職先を見つけてしまう方もいるのでなんとも言えませんね。
行き当たりばったりタイプの仕事探し
現地の求人を取り扱うサイトや現地の人材紹介会社を利用します。働きたい国で活動しているエージェントにコンタクトをとってみましょう。現地のエージェントを利用して就職するということは現地採用で働くということです。
駐在員と現地採用の違いは以下の記事を参考にして下さい。
駐在員とはなにか
普通の駐在員タイプ
駐在員とは日本で採用され海外赴任している方のことです。普通の会社員です。海外勤務を目指して日本で就職して駐在員になるパターンと望んでないのに海外勤務を会社に命じられて駐在員になるかわいそうな方もいます。
発展途上国に赴任するとリッチな生活ができます。はじめは嫌々でもメイドやドライバーのいる生活に慣れてしまうと、帰任するのが辛くなります。任期が終われば帰国するか別の国へ再赴任することになります。駐在員は職責も満足度も高いです。
海外勤務を目指して駐在員になったけど海外勤務が合わない方もいます。その国の文化に馴染めない。食べ物や治安の問題に嫌気が差してしまう。住んでみたら日本の良さを再確認してしまい帰国したくなる方もいます。
普通の駐在員タイプの仕事探し
駐在員を募集している企業は、海外志向の社員を採用し、日本で数年仕事を覚えさせた後、海外赴任させるパターンが一般的です。たまに、すぐに海外勤務が実現することもあります。じっくりと腰を据えて就職活動をしましょう。
海外にブランチを持っている企業を片っ端から攻めていく方法もあります。一般的に海外に強いエージェントに登録しておけば、あなたにピッタリの仕事が見つかるはずです。
キャリアウーマンタイプ
ひとことで言うなら優秀な女性です。戦闘力が高い。欧米の大学を卒業した後、キャリアを積んで世界を渡り歩いている人です。海外生活が長いため日本的な仕事を苦手としており、日系企業との相性は最悪で欧米系の企業を転々としています。その優秀さゆえ、人脈は広く、いろいろな企業からオファーが届くので愛社精神はあません。キャリアには人一倍貪欲で、まず、メンタルが違います。
キャリアウーマンタイプの仕事探し
有名ドコロの外資系に就職して5年以上生き残ること。専門職や管理職としてのキャリアがあれば、その後の転職はかなり自由になるはず。コネとスキルで海外へ飛び出そう。
キャリアウーマンタイプの判別方法
行き当たりばったりタイプの半数は、自分のことをキャリアウーマンタイプと認識しています。その判別方法は簡単です。LinkedInに登録して、放っておいても有名企業からオファーが届くのがキャリアウーマンタイプです。今より優れたジョブオファーが届いたときに転職します。
あなたはどのタイプを目指すべきなのか
「キャリアウーマンタイプがいいなぁ」と考えている方もいることでしょう。しかし、現実的に狙える方は少ない。そもそも、このタイプは当サイトを読む必要がありません。欧米の一流大学を卒業している方は別として、海外で働きたいなら普通の駐在員として実績(キャリア)をつくることが大切です。
駐在員になるために仕事を探すならエージェントを利用しましょう。駐在員の仕事は非公開案件として海外に強いエージェントが握っています。ブラック企業を避ける意味でも利用する価値があります。