駐在員のみならず海外で暮らす日本人の心配事、それは安全です。正直に書きましょう。駐在員として勤務しているうちに事件に巻き込まれたり、外国人だから狙われてしまうことがあります。
海外で勤務していると以下のような話を耳にします。もちろん、国や都市によって危険度は違うのは言うまでもありませんが・・・
- 「**会社のAさんが強盗に襲われた。」
- 「社員がホールドアップにあった。」
また、海外勤務している方の安全への意識もマチマチです。確実に言えることは、日本ほど安全な国はないということです。
- 駐在員の安全なのか
- 大企業ほど駐在員の安全にコストを掛けている
- 頼りになるのは大使館
駐在員は安全なのか
駐在員の職場は海外です。発展途上国が主戦場の人やヨーロッパやアメリカ勤務の人もいます。どの国であろうが日本と比べるとかなり危険です。
日本人イコール金持ちの図式は発展途上国でできあがっています。もし、あなたが貧乏、ワーキングプアであっても日本人だから狙われてしまうことがあります。もちろん、企業は駐在員が犯罪に遭わない為にコストを掛けています。
安全に生活するためのコストとはなにか ↓
大企業ほど駐在員の安全にコストを掛けている
一般的な駐在員のイメージは、海外で良い生活をしている人です。それは発展途上国で働く場合には当てはまりますが、先進国の場合はまったく異なります。先進国の場合は日本と賃金格差がないので良い生活はできません。
発展途上国で仕事をするなら、リスクを回避するためにドライバー付きの車を支給したり、外国人の多い居住地区に住むことになります。移動手段と住居。
- 車とドライバー
- 高級コンド
- メイド(生活エリアによる)
車とドライバー
車とドライバーを支給することでタクシーや電車、公共交通機関でのトラブルを避けることができます。休日にどこかへ遊びに行くときも必ず会社支給の車とドライバーの使用を義務化している企業もあります。
一般的に大手企業ほど厳しい行動制限があります。公共交通機関を利用してトラブルに巻き込まれると会社の責任問題になってしまうためです。いつも会社支給の車を使うのは息苦しいとも言えますが、安全であることには違いありません。
高級コンド
海外では所得により居住エリアが違います。発展途上国に赴任するなら高級コンドは当たり前です。外国人や現地のお金持ちが住むエリアで生活していくことになります。セレブってやつです。
もちろん、家賃は会社が支給します。
部屋は誰が選ぶのか
会社が部屋を予め用意している場合と現地社員がブローカーを使って数件の物件をリストアップしておいて、赴任する駐在員に決めさせることろもあります。もちろん、前任者から部屋を引き継ぐこともあります。
部屋を引き継げるならラッキーです。普通の単身者ならキャリーバック数個で海外生活をはじめることになりますが、すでに前任者が生活に必要なものを揃えているはずなので、お手軽です。また、部屋やコンドに問題がないから、部屋の引き継ぎとなるワケなんで、安心とも言えます。
メイド
メイドは駐在員の強い味方。掃除や洗濯をお願いするだけではなく、日常生活に起きる問題を解決してくれる人です。
メイドが必要な条件
郊外や一軒家に住むのであればメイドは必要です。安全な生活環境が整っている都市なら大半のことは自分で解決できるのでメイドはいりません。
まとめ・駐在員は安全なのか
発展途上国で日本人が暮らすのは危険と隣り合わせです。やはり経済格差から犯罪に遭いやすいです。安全のために企業が住宅や車を支給してくれるので、それなりの企業の駐在員ならセレブな生活が可能です。もちろん、駐在員なのに住居は自腹で車なし、ドライバーなし、メイドなしの方もいます。
先進国と発展途上国に経済格差があるように、駐在員にも格差があります。駐在員としての仕事を探すのであれば、海外求人の集まるエージェントを利用して慎重に探しましょう。
頼りになるのは大使館
あなたが現地の習慣や宗教、言語を理解して、目立たない質素な生活をしていても、仕事で現地人から恨まれてしまったり、ドライバーやメイドが駐在員の個人情報を横流しすることもあるので、避けられないトラブルがあるかもしれません。
事件に巻き込まれるのではなく狙われているワケです。この場合、避けることはできません。
問題が起きたら、上司や本社に連絡するだけでなく、信用できる現地人に相談することも大切です。そして、最後の砦は大使館。大使館は書類を提出するだけの機関ではありませんよ。
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以上、「駐在員は安全なのか」でした。