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インドネシアで働く駐在員について

インドネシアで働く駐在員について

ASEANの中でも期待される国のひとつインドネシア。インドネシアの人口は中国、インド、アメリカに次ぐ世界4位、2億3000万人です。赤道に近いので気温の変化があまりなく、とても暮らしやすい環境です。

しかもインドネシア語は日本人からすると学習コストが低いので、短期間で習得が可能です。

世界有数のビーチリゾート(サーフスポット)であるバリ島もインドネシア領ですが、殆どの駐在員は首都のジャカルタで仕事をしています。

時間の流れがゆったりとしているインドネシアですが、駐在員の仕事は信じられないほど激務です。結論を先に書いてしまうと、インドネシア人の勤労意欲が低いので、管理コストはケッコウなものです。

さて、インドネシアの駐在員についてみていきましょう。

インドネシア駐在を知る

編集室
目次:

  • インドネシア人と働くということ
  • インドネシア人の特徴
  • インドネシアで働く日本人の言葉の壁
  • 食と治安について
  • インドネシアのビザについて
  • 意外ときついインドネシア勤務

インドネシア人と働くということ

インドネシア人は働きません。中国人やタイ人、ベトナム人と比較してもインドネシア人は働きません。

なぜなのか?

インドネシアは13,466島の島で構成されており、気候が安定しています。気温が安定しているのでついついノンビリ屋さんになってしまう。冬に備える必要なし。

しかし、インドネシアより暑い国はたくさんあります。気候以外の問題として、宗教的な問題があるはずです。宗教についてウダウダ書いてしまうと大問題になりそうなので書きませんが、インドネシア人の90%はイスラム教です。

インドネシアにはジャワ人やスンダ人、スマトラ人、中華系インドネシア人がいるので一概には言えないとフォローしておきます。もちろん中華系は感覚的に日本人に近いです。

 

インドネシア人の特徴

勤労意欲の低いインドネシア人ですが、いい人達です。明るくて朗らかで、日本人より優しいのがインドネシア人です。

ただストレス耐性は低いです。とくにインドネシア人男性は酷いです。ベトナムや中国人のように仕事を頑張りきれないところもストレス耐性の低さに原因があるように思います。

インドネシアで働く日本人の言葉の壁

首都ジャカルタのオフィスワーカーなら英語が話せます。しかし、フィリピンやシンガポールのレベルとは比較できません。

地方に赴任する場合や生産管理として工場で勤務するならインドネシア語を身につけましょう。会社が通訳を用意していると思いますが、やはり現地の言葉を話した方が仕事でもプライベートでも有利です。

現地の言葉を少し話すだけで親近感を持ってもらえます。マネジメントするなら必須ですね。

食と治安について

インドネシア料理は日本人にも好評です。またジャカルタなら日本料理屋がたくさんあるので食の部分で困ることはありません。

治安は年々良くなっていますが、他のASEAN諸国と比べると治安が悪いので、駐在員はドライバー付きの車が支給されています。バリ島とはまったく違うのがジャカルタです。

 

インドネシアのビザについて

日本人社員をインドネシアに駐在させるためには、2つの許可証が必要です。まず、滞在許可が下りないと、就労は不可能なので、一時滞在許可である312を取得します。

  • 「滞在許可」
  • 「就労許可」

就労ビザについては、JETRO(日本貿易機構)のサイトで確認して下さい。
就労ビザの種類とその取得方法:インドネシア

高卒でインドネシアで駐在員になれるのか

インドネシアの就労ビザの条件も年々厳しくなっています。どのレベルの外国人労働者に就労ビザが発給され、どのような場合は、許可されないのかを明確に記載することはできません。

結論を書いてしまうと、高卒でも労働ビザを取得することは可能です。

しかし、2013年末に労働移住大臣令が告知され、外国人労働者の要件が引き上がられており、これまで以上に、職務経験(5年〜)が必要になります。

 

インドネシアで働く駐在員の給料

役職やそれなりの立場でないと労働ビザが下りないこともあり、給料は役職付きの場合が一般的です。企業にもよりますが、海外出張手当や危険手当がつくと非常においしいです。

ジャカルタで生産管理をしているおじさん達は、余裕のある生活をしていますよ。

 

意外ときついインドネシア勤務

言葉や文化の違うインドネシア人をマネジメントするのは難しいです。さんざん同じことを書いていますが仕事へのモチベーションが違うので・・インドネシアに行くのであれば仕事ではなくサーフィンや観光で行きたいですね。

海外赴任を希望している方には、中国がハズレ、タイが大勝利、インドネシアはそこそこと勝手なイメージを持っていますが、インドネシアは大外れになる可能性が高いです。もちろん仕事のお話です。

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以上、「インドネシアで働く駐在員について」でした。