海外で働くメリット・デメリット

海外で働いてみたい。自分の力を試してみたい。そんな人にピッタリの記事です。

海外で働くメリットやデメリットを考える際に、海外は先進国から発展途上国まであるので、一概に表現することが難しいという前置きをします。

しかし、日本で生まれ育ち、海外生活や海外での仕事をしたことのない人であれば、たとえ第三世界のマイナーな国であっても海外赴任するメリットがデメリットを圧倒的に上回はず。

駐在員として働くことに焦点をあてたメリット・デメリットを説明します。

海外で働くメリット

異文化に適応するには、かなりのエネルギーが必要です。しかも、駐在員はワーキングホリデーで海外にいるワケではありません。会社の規模に関わらず給与をもらっているなら、やるべきタスクがあるワケです。

会社があなたに課したミッションを悪戦苦闘しながら遂行する。その結果、大きな自信が手に入るワケですね。海外で働くことで得られるものをザックリと項目を箇条書きにしてみると・・

当たり前のことですが、海外赴任したら現地スタッフとは日本語以外の言葉でコミュニケーションをとる必要があります。まれに、会社が通訳を用意していることがあるけど・・・

語学がまったく駄目なのを理解した上で会社があなたを出向させたとしても、いったん赴任してしまえば語学ができないことは言い訳になりません。短期間でなんとかするしかない。仕事は妥協してくれませんよね。語学の問題は、どんなことがあっても自分で乗り越えてなくてはなりません。

日本人が他人（日本人）に厳しいのは、日本人が同じようなバックエンドを持っているからです。同じような教育を受け、同じようなテレビをみて育っている。お互いに共有している世界がたくさんあるので、相手も理解していることを前提としたコミュニケーションや仕事の進め方をしています。

しかし、外国人となると、そのやり方が通用しない。当然、なぜ理解できないのかと腹を立ててしまう人もいるのですが、これは避けることができないことです。

相手が理解できないのは、外国人が悪いのではなくアナタの伝え方が悪いと考えなおすことで、外国人との関係を向上させていくことができます。

日本人は真面目です。上司が監視の目を光らせていないと、仕事が進まないなんてことはありません。外国人の仕事に対する考え方を知ると、日本人のストロングポイントがみえてきます。

ロボット的ではあるけど、コンビニのアルバイトですら責任をもって仕事をしていますね。

これまで書いてきたことのまとめになってしまうけど、駐在員は、新しい国・環境に飛び込みます。最初の数ヶ月は、仕事が思うようにいがずにイライラしながら目の前にあるハードルをひたすら越えるだけのキツい期間です。

しかし、ある時これまで自分が駐在員としてやってきたことを振り返ると、達成感と共に自分の成長を知ることができます。

海外赴任することには、少しだけデメリットも存在しています。

低賃金の国・発展途上国であったとしても、労働者はそれなにり守られている。労働に対する考え方が違うので、仕事のストレスで自殺してしまう人はいない。

ITのように新しい技術が次々とうまれてくる業界で、専門職・エンジニアとして海外赴任してしまうと、帰国した時には、新しい業界の流れについていけない場合もあります。

もちろん、赴任先でハイレベルな仕事をしているなら問題ないけど、レガシーなことを安くこなすだけの業務だと帰国して苦労するかもしれません。

もし、あなたがITエンジニアなら、帰国後の身の振り方をしっかりと考えておくべきです。例えば、エンジニアを卒業してマネージメントする立場を目指すなど・・・

メリットとデメリットを比較してみても、海外で働く不安を拭い去ることはできないはず。体験したことがないということは、その行為がお使いレベルのものであっても不安になるものです。

今の世の中、海外で働くメリットは多く、デメリットは少ない。

「挑戦する」 or 「挑戦しない」

駐在員の求人を探すなら仕事を探すなら転職エージェントへの登録は必須です。非公開求人を紹介してもらいましょう。
駐在員の転職エージェント

駐在員の仕事はキツすぎる。そんな話。
駐在員の仕事・現実とのギャップ

独断と偏見に満ち溢れた女性駐在員観察記
海外で働く女性のタイプ

以上、「海外で働くメリット・デメリット」でした。