駐在員は海外で仕事をしているので英語なんて楽勝です。大半の駐在員は島耕作のような感じですよ。まっ、大嘘なんですけどね。
駐在員はごく普通のサラリーマンです。
駐在員は、仕事に必要な最低レベルの英語や現地の言葉を話していますが、ペラペラとは程遠い状態です。まったく語学ができない駐在員もいます。
でも、仕事自体はすごく頑張ってますよ。頑張らないと会社が回らないので、ヒイヒイ言いながら働いています。
駐在員の英語について
- 駐在員になりたい方の勘違い
- 海外勤務に必要な語学レベル
- 就職活動に必要な語学レベル
- 英語ができない駐在員の「言葉なんて喰らって覚えろ方式」
- どれくらいの英語力が必要なのか
- ビジネス英語より日常会話が難しい
- 駐在員の英語勉強方法
駐在員になりたい方の勘違い
駐在員はエリートだけの仕事ではありません。そもそも誰も海外支店を希望しないので、しぶしぶ駐在員に任命されたかわいそうな人もいます。
語学が堪能だから駐在員になれると考えている人がいますが大間違いです。英語が全く駄目でも業務を遂行する能力があれば、駐在員になれます。
別の記事でも散々書いていますが、駐在員を目指すなら英語ではなく専門分野を磨くことです。伝えることがなければ英語ができてもできなくても同じです。
海外勤務に必要な語学レベル
英語がまったく駄目でも、実務経験があれば海外勤務できる企業は沢山あります。エンジニアなどの技術職がそれにあたります。ただし非効率ですけど・・・あと、駐在員のために通訳を雇っている日系企業もあります。
海外赴任してしまうと、どうしても英語を話す必要性が生まれるので、語学が駄目でも半年ぐらいでなんとかなってしまうのも事実です。
しかし、海外赴任するなら言葉ができた方がよいのは言うまでもありません。一般的に求められるレベルは、製造業なら日常会話レベルです。一般的に工場や技術職でも日常会話レベル、営業やコンサルならビジネスレベルの語学力は欲しいことろです。
就職活動に必要な語学レベル・英語力
駐在員に求められる英語の基準は、技術職でTOEIC600点以上、営業やコンサルなら800点以上です。点数だけを見ると気の遠くなる数字かもしれませんが、TOEICは試験です。試験対策をすることで誰でも到達できる点数です。
もちろん、実務経験があれば語学不問という企業もあります。
TOEICの点数と英語を話すことは別次元の話です。TOEICはTOEICの勉強方法があります。800点ぐらいまでは簡単に上がります。
駐在員になるためのTOEIC勉強法
英語ができない駐在員の「喰らって覚えろ方式」
海外赴任した次の日からオフィスにひとりだけになることはありません。安心して下さい。私がかつて働いていたド・ベンチャー企業ですら、一人になるまで半年の猶予がありました。現地に行けばなんとかなる。
いま仕事が忙しいのであれば、言葉なんて喰らって覚えろで充分です。そもそも、会社はあなたの現状を知った上で海外勤務を決めています。
駐在員の言葉は限定されている
もし、あなたが駐在員として海外で働くことが決まっているなら、どのような会話が必要なのかを考えましょう。特定の業界の狭い範囲の言葉です。限定されているからこそ覚えやすいです。使う言葉から覚えていきましょう。
駐在員の勉強方法
もし、私が3ヶ月後に海外勤務するなら、仕事で使う言葉をリストアップして重点的に覚えます。基礎はすっ飛ばしてセンテンスを暗記します。
駐在員の求人を探すなら
駐在員の仕事は非公開案件として募集することが多いため、一般的な求人サイトではなく転職エージェントが握っています。就活で失敗しないためにもエージェントをしっかりと選んで下さい。
以上、「駐在員の英語」でした。